6月21日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、日本ハムの助っ人・レイエスが、劇的なグランドスラムを放ち、その喜びを炸裂させた場面が野球ファンの間で注目を集めている。
4-3、日本ハムが1点リードで迎えた7回裏・日本ハムの攻撃、2死満塁の場面で打席に立った4番・レイエスとマウンド上の楽天2番手・宋家豪との対戦で、カウント2-1から勝負の4球目、ほぼ真ん中に甘く入ったストレートを見逃さず、豪快にフルスイング。打球はライト方向へと高々と舞い上がる大飛球に。これがそのまま着弾し、追いすがる楽天を一気に引き離す豪快なグランドスラムとなった。
前の打者である3番・水谷瞬が申告敬遠で歩かせられて、4番の自分で勝負に来た楽天側に思うところがあったのか、一塁を回ったところでレイエスは何度もガッツポーズをしながら“逞しい雄叫び”を上げ、喜びの感情を爆発させ、本拠地のファンを大いに喜ばせることとなった。
このレイエスの“意地の一発”ともいうべき豪快弾にネット上の野球ファンからは「この瞬間泣いた、マジで泣いた、本当に泣いた、新庄との抱擁でもっと泣いた このあとの展開なんてどうでもいい、レイエスが目覚めたことがとてつもなく嬉しい」「雄叫びあげるレイエスの後ろでちゃっかりスタンドに向けてガッツポする新庄監督」「メジャーで108本打った男が、日本での1本でこんなに喜んでるの良いね」「鎌ヶ谷でも腐らずやってくれて、この感情を爆発させる喜び、最高だよレイエス」といった様々な反響が寄せられている。