将棋の藤井聡太棋聖（竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、21）に山崎隆之八段（43）が挑戦する第95期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が7月1日、愛知県名古屋市の「万松寺」で行われている。注目の一戦は、わずかに藤井棋聖が抜け出し終盤戦へ。藤井棋聖が防衛5連覇で“永世”称号獲得を決めるか、山崎八段が粘るか、今後の展開から目が離せない。
藤井棋聖の2連勝で迎えたシリーズ第3戦。藤井棋聖が防衛5連覇を達成し、史上最年少での永世称号獲得を決めるか、後が無くなった山崎八段が踏ん張るか、大きな注目が集まっている。対局は、山崎八段の先手で相掛かりの出だしに。予想しにくい独特の駒組みを見せた山崎八段に対し、藤井棋聖も果敢に攻勢に出て本格的な戦いへと突入した。
両者持ち時間をたっぷりと投入し、難解な将棋へと発展しているが、形勢に大きな差はない。ABEMAで解説を務めている佐藤慎一五段も「どっちを持っても自信がない…」と頭を悩ませていた。
激しい戦いが予想される終盤戦を制するのはどちらか。今後の進行に大きな注目が集まっている。持ち時間は各4時間。
【午後4時30分頃の残り持ち時間】
▲山崎隆之八段 40分（消費3時間20分）
△藤井聡太棋聖 1時間17分（消費2時間43分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
