あまりの速さに、最新の全自動卓も仕事が追い付かない!Mリーガー、各プロ団体推薦者が出場する「Mトーナメント2024」予選2ndステージC卓が7月5日に開催。第1試合では自ら優勝候補の大本命と語る昨年王者がわずか3巡、爆速アガリで他を圧倒した。
東1局1本場、渋川難波(KADOKAWAサクラナイツ・協会)の配牌はすでにイーシャンテン。3・6索待ちのリャンメンターツ、それに一・三・五万のリャンカンターツが残っている。解説の土田浩翔(最高位戦)が「カン二万のリーチになるか…」と言い終わる前に渋川は次の巡目でカン二万を引いて、3・6索待ちの先制リーチを敢行だ。
麻雀卓はまだ次局の牌をガチャガチャと混ぜている。しかしその作業が終わる前に渋川は一発ツモ。リーチ・一発・ツモ・ドラ2の8000点(+300点)を手に入れた。ライバル3者はこのアガリを呆然と見つめるばかり。
視聴者からは「混ぜ終わってないw」「つよすぎいww」「渋爆運やん」「高速リーチ」「まだ卓がジャラジャラ言ってるのに」と驚きや羨望のコメントが寄せられた。渋川は牌山が積まれるまで、ゆっくりと点棒を箱へ収めていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mトーナメント プロ麻雀リーグ「Mリーグ」初となる冠大会で個人によるトーナメント戦。現Mリーガー36人と元Mリーガーやタイトルホルダーなどプロ5団体からの推薦者24人、計60人で行われる。Mリーグの昨シーズン優勝チーム所属の4選手は、予選2ndステージからシード出場となる。全試合「Mリーグルール」で行われ、予選は1stステージ、2ndステージ、ファイナルステージに分けて行われ、それぞれ2位までが次のステージに進出。セミファイナル(ベスト8)、ファイナルを経て優勝者を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)