【写真・画像】大谷終了原稿7月6日 1枚目
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【MLB】ドジャース8-5ブリュワーズ (7月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)

【映像】大谷翔平が苦しめられた疑惑の判定(実際の映像)

 ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でブリュワーズ戦に先発出場。現地時間の7月5日は、自身30歳の誕生日。そんなメモリアルな日の一発には期待がかかったものの、5打数ノーヒットに終わった。前日の試合から試合またぎで6打席連続三振は自己ワースト。12打席連続ノーヒットも今季ワーストとなった。

 毎年のように好調を維持する6月は、29安打、24打点、12本塁打と圧巻の数字を残し、この試合を前にした今季の通算成績は335打数、106安打、64打点、27本塁打、17盗塁、打率.316という圧巻の数字。本塁打はナ・リーグでダントツのトップ、打率もナ・リーグ2位、MLB全体でも4位につけていた。

 ドジャースが後攻で迎えた第1打席は、カウント2-2で迎えた5球目、ブリュワーズ投手アーロン・シベルの投じた79.3マイル(127.6キロ)のシンカーを空振り三振した。

 第2打席は3回裏、初回と同様、先頭打者で迎えた。カウント3-2のフルカウントから、外角高めに投じられた6球目、88.9マイル(143.0キロ)のカッターを見送り、大谷は一塁へ歩き出そうとしていたが判定はストライク。見逃し三振となると、ロバーツ監督もこの判定に納得がいかずダグアウトでやや怒りの表情を見せていた。

 第3打席は4回裏、2死塁一塁で迎えた。相手投手の変化球主体のピッチングでカウント2-2と追い込まれると、5球目に投じられた92.6マイル(149.0キロ)のストレートを空振り三振。これで前日のダイヤモンドバックス戦から6打席連続三振と、調子を落としてしまった。なお、大谷が今季1試合で3打席連続三振を喫したのは、日本時間5月1日、同7月5日のダイヤモンドバックス戦とこの日の3回目となった。

 第4打席は、7回裏、カウント1-2からの4球目、中継ぎのブライアン・ハドソンが投じた84.5マイル(135.9キロ)のスイーパーをレフト方向に流したが正面でキャッチされて凡退。連続三振はなんとか6でストップした。

 第5打席は、8回裏、1死一、二塁の場面。続く投手エルビス・ペゲロに対しても、変化球の攻略に苦戦し、初球のスライダーを見逃した後、2球目の90.6マイル(145.8キロ)のスライダーを空振り、カウント1-1からシンカーを引っ掛けてファーストゴロに終わった。ただしこれは進塁打となり、後続の反撃へとつなげた。

 試合は空中戦に。1回、3回と、大谷が三振した直後、ウィル・スミスが2打席連続ホームランでドジャースがリードするも、4回表、ブリワーズの6番打者リース・ホスキンスの満塁弾が飛び出してスコアは2-5に。しかしその裏、ドジャースがミゲル・バルガスの2ランで2点を返して4-5と迫る。さらに7回、大谷が打ち取られた直後、スミスが三度アーチを描く。1本目はライトへ、2本目は左中間へ、3本目はレフトポール直撃の衝撃3発で同点とした。

 試合はその後、8回裏に2死満塁の場面で、フリーマンが2点タイムリー、続くテオスカー・ヘルナンデスにもタイムリーが生まれ、ドジャースが逆転に成功。そのまま8-5で試合をモノにした。

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