6月30日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦で、絶好調の日本ハム打線相手に“6回零封”の好投を見せたソフトバンク・モイネロの“圧巻すぎる投球”が、野球ファンの間で注目を集めている。
この日、5勝目をかけて先発のマウンドに上がったモイネロは、初回からエンジン全開。まず先頭の1番・万波中正に対しては、ストレートでファウルを打たせて追い込むと、真ん中やや高めの緩いカーブに、万波はまったく手が出せず見送ることに。いきなり三振を奪うと、続く2番・淺間大基へは、150キロ台のストレートに、130キロ台のスライダーと120キロ台のカーブを織り交ぜながら幻惑しセカンドゴロに。その後、3番・郡司裕也、4番・マルティネスと塁に出すも、モイネロはここで崩れることなく、打撃好調の5番・水谷瞬に対しカーブを打たせて簡単にショートゴロに打ち取り、初回を無失点で切り抜けた。
結局、その後も走者を出しながらも後続をキッチリと断つ投球で、6回を投げて被安打5、奪三振7の無失点投球。リリーフ時代とはひと味違う投球をすでに確立した感さえある“先発版・モイネロ”のこうした投球に、ネット上の野球ファンからは「調子悪かったのに6回無失点7奪三振の大天才リバンモイネロ」「モイネロさん三振取れるし、イニング食えるし、勝ちも持ってくるし、笑顔可愛いし最強かよ」「モイネロエグすぎる!さすが“モイネロの攻撃”!」「モイネロの小学生のような無邪気さと投げてるボールのギャップにやられてしまう」「三振取りつつ打たせて取る。打たれても粘って抑える。完成された理想的な先発過ぎる!先発モードチェンジ流石だな」といった様々な反響が寄せられている。