7月4日にみずほPayPayドーム福岡で行われた福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズの一戦で、圧巻の投球で無傷の5連勝を飾った西武のルーキー・武内夏暉について、野球解説者の里崎智也氏が言及した。
この日先発のマウンドに上った武内は、好調・ソフトバンク打線相手に、初回から落ち着いたマウンド捌きで凡打の山を築かせ、ピンチらしいピンチもないまま終盤へ。結局、8回を投げて被安打4、奪三振6、無失点という“完璧すぎる好投”で、デビューから無傷5連勝を達成。24勝49敗1分けで最下位に沈む西武にあって、一人気を吐く活躍を見せることとなった。
ルーキーながらも既にチーム2位の勝ち星を挙げ、西武投手陣を牽引する存在になりつつある武内について里崎氏は、7月5日放送の『バズ！パ・リーグ』（ABEMA）に出演した際に、「（新人王は）ホークスの強さと同じくらい確定」と、いきなり新人王獲りに早くも太鼓判を押す形で語りはじめると、その理由について「5勝0敗、防御率1.10ですよ？9試合投げて。途中、離脱が1ヶ月弱ありましたけども、その中で5勝してるんですよ。しかもホークス相手に、完璧なピッチングですよ、8回0点。今、西武が苦しい中での5勝0敗ですから。あとは、規定（投球回数）のるかどうかもあるんで。でもこれは強いよ」と、最下位の西武にありながら孤軍奮闘しながら勝ち星を積み重ねている点を称賛する形でコメントした。
また、ネット上の野球ファンからは「当然難しいんだが味方のエラーにガタつく選手が多い中何一つ動じてないように見える、なんやこの子は凄すぎるし野球の醍醐味を体現しとる」「武内を当てたのがデカすぎるぜ稼頭央さん」「宝石のような武内 今年の西武にいながらこんなに勝てるのもスター性あるわ！」「こんな22歳、マジで見たことないで」「西武じゃ松坂さん以来の怪物やわ」「本当に宝物すぎる武内夏暉引き当ててくれた稼頭央に頭上がりません」「7億を完全に抑えたのえぐい」「まじで1年目とは思えないほど完成されすぎてるわ 四死球0もいいし粘り負けないのが 最高すぎる」といった様々な反響が寄せられている。
（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
