【国際強化試合】男子日本代表88-80男子韓国代表(日本時間7月7日/有明アリーナ)
AKATSUKIジャパンのムードメーカーがらしさ全開だ。3年ぶりに代表復帰となったNBAプレーヤーの八村塁にも物おじせずにしかけた、川真田紘也の"ちょっかい"がブースターの間で話題となっている。
パリ五輪前最後となる国際強化試合で韓国代表と対戦した日本代表。注目の八村(ロサンゼルス・レイカーズ)だったが、「コンディション調整を優先」することから、韓国代表とのテストマッチでプレーする機会はなかった。
第1戦では韓国代表に敗れていた日本だが、第2戦では第2クォーターでリードすると、第3クォーターには点差を広げて最終クォーターを迎える。残り1分9秒では、比江島慎とのコンビネーションからジョシュ・ホーキンソンが2点シュートを決めてスコアは87-77に。ここでたまらず韓国代表がタイムアウトを取った。
ここで中継映像では、直前の日本代表ベンチの様子が映し出される。そこでは川真田がベンチに座って試合を見つめていた八村に近づき、突然、体をくすぐる。このコミュニケーションに、クールな表情で戦況を見つめていた八村も満面の笑顔。仲の良い雰囲気が画面越しから伝わってきた。
このシーンに触れた実況の大西洋平アナウンサーは「チームが1つになっていく過程で、この選手の存在は大きいですね」とコメント。ゲストのお笑いコンビ『ハライチ』の澤部佑は「川真田選手なら何も言っていない可能性がありますね。ただただくすぐっていただけ」と川真田のキャラクターを紹介するとともに、日本代表の雰囲気の良さを伝えた。
ABEMAのコメント欄でも「川真田のこういうところが好き」「マイキー愛されすぎ」「八村が溶け込みやすいようにやってるんだろうね」「マイキー代表に残って欲しいな」など、こちらも川真田のコミュニケーションを評価する声が多く聞かれた。
残念ながら川真田は、8日に発表されたパリ五輪のロスター入りを逃した。SNS上では「川真田、残念すぎ」「誰がこのチームを盛り上げてくれるんだ」「五輪でプレーする姿みたかったな」「こういうムードメーカーは必要なのに」と落胆の声が多く見られたことからも、川真田がいかに愛されているかがわかるだろう。(ABEMA/バスケットボール男子日本代表)