【写真・画像】 1枚目
【映像】館内がどよめいた衝撃決着

大相撲七月場所>◇五日目◇18日◇愛知・ドルフィンズアリーナ

 元学生横綱で注目の幕下二十九枚目・草野(伊勢ヶ濱)が、幕下二十七枚目・将豊竜(時津風)を豪快な上手投げで下し2勝目を挙げた。体重152キロの相手を軽々と土俵下に投げると館内が騒然となりファンからは「噓だろ…」「つよいわ」「すごい飛んだ」と驚きの声が続出した。

【映像】館内がどよめいた衝撃決着

 相撲の名門・日本大学出身で、学生時代に計9冠のタイトルを獲得した“逸材”として鳴り物入りで角界入りした平成13年(2001年)生まれの22歳・草野。幕下最下位格付出資格を得てのデビュー場所となった五月場所では、身長184センチ・体重150キロの恵まれた体格を活かし、1番相撲から6連勝の破格の強さを発揮。惜しくも優勝は逃したが期待に違わぬ実力を見せつけることになった。

 七月場所五日目、3番相撲の相手は幕下上位の経験がある将豊竜。立ち合い低い姿勢で当たった草野は、突っ張ってくる相手の攻めをいなしながら深く左上手を掴み、そのまま土俵際で豪快な上手投げを決めてみせた。体重152.7キロの将豊竜の巨体は軽々と宙に浮きながら土俵下へと落下。期待の新人力士による衝撃的な決着に館内騒然となり、どよめきが沸き起こった。投げられた将豊竜は土俵下で審判を務めていた元前頭・蒼樹山の枝川親方に直撃。枝川親方も予想だにしなかったようで「まさか」の表情で苦笑いを浮かべていた。草野は2勝目。将豊竜は2杯目を喫した。

 今後の活躍に期待が寄せられる草野が豪快な投げを決めると、ABEMAの視聴者からは「嘘だろ…」「つよいわ」「すごい飛んだ」「飛んでった」「第2の大の里なるか」と驚きの声が相次いで寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)

【映像】館内がどよめいた衝撃決着
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