<大相撲七月場所>◇六日目◇19日◇愛知・ドルフィンズアリーナ
7場所ぶりに復帰した元幕内の序ノ口十三枚目・炎鵬(伊勢ヶ濱)が、序ノ口七枚目・大志翔(追手風)を速攻の寄り切りで下し2勝目を挙げた。久しぶりに土俵に立った炎鵬の持ち前のスピード感あふれる勝利に「ほんと美しいわ」「優しい寄り切り」とファンもうっとりしていた。
令和5年(2023年)五月場所で脊髄損傷の大けがを負い途中休場。一時は寝たきりの状態になった炎鵬が、7場所ぶりとなる復帰場所で元気な姿を見せている。二日目に420日ぶりに土俵に立った際は惜しくも敗れたが館内から大歓声。三日目は見事に勝利し、実に478日ぶりとなる白星を手にした。
六日目も炎鵬の取組に注目が集まった。呼出に四股名を読み上げられると、まだ客がまばらながら館内からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。取組では立ち合い、すぐに左を差した炎鵬は、まわしを掴んで速攻の攻めを披露。わずか1秒ほどで決着をつけ、寄り切って2勝目を挙げた。敗れた大志翔は2敗目を喫した。
最高位は前頭四枚目という、幕内上位経験者の炎鵬。身長167センチ・体重100.6キロと小柄ながら多彩な技とスピードが持ち味で“令和の牛若丸”とも呼ばれた。そんな本来の実力が垣間見える一番に、視聴者から「速い速い」「徐々に勘を取り戻しつつある」と興奮気味の声が寄せられたほか、「ほんと美しいわ」「やはり違うねぇ」「貫禄が違う」「優しい寄り切り」とうっとりするファンも相次いでいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?