大激闘を制しての本戦進出だ。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Cリーグ第3試合、チーム天彦 対 チーム豊島の模様が7月20日に放送された。試合はフルセットにもつれ込み、最終第9局は豊島将之九段(34)が佐藤天彦九段(36)とのリーダー対決に勝利。辛くも予選2位で本戦出場を果たした。試合展開はいきなり3連敗スタートと最悪の流れだったが、第4局に糸谷哲郎八段(35)が復活の勝利をあげると、連投して2連勝。さらに大石直嗣七段(34)も大会初勝利をあげ、最後は豊島九段が決着をつけた。試合後、豊島九段は「みんなで繋いで勝てて、すごく充実した気持ちです」と安堵と喜びを噛み締めた。