日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花Aリーグの第4節D卓が7月22日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、鈴木彩夏がMリーガー2人を下すなどして1人浮きの卓内トップを取った。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のタイトルホルダーでもあるKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗、同じくMリーガーのBEAST Japanext・菅原千瑛も同卓した中、鈴木は我慢の展開から逆転勝利をもぎ取った。1回戦から2着・2着・3着で、4者ほぼ横一線の状態で迎えた最終4回戦、親番で効果的に加点をすると、そこから抜け出し逃げ切りトップ。終わってみれば1人浮きの卓内トップで、トータルでも降級ゾーンから抜け出すことに成功した。
試合後は「「やっとピンク(降級)ゾーンを抜け出せたので少し上を目指せるかなと思います。次節以降も頑張ります」と晴れやかな笑顔だった。
【試合結果】
1位 鈴木彩夏 +28.2
2位 菅原千瑛 ▲8.3
3位 古谷知美 ▲9.0
4位 伊達朱里紗 ▲10.9
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位16人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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