日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第5節C卓が7月24日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、阿久津翔太が＋77.4と大きな卓内トップを取った。
元Mリーガーの大ベテラン・前原雄大も同卓した中、阿久津は1回戦、2回戦と連続でトップ。3回戦こそラスを引いたものの、最終4回戦ではこの日3度目のトップで、しかも1人浮き。トータルでも2位を100ポイント以上引き離す首位をがっちりキープすることになった。
対局後、昇級確率について照れながら「92％くらいですかね」と応えた阿久津は「次節は、今期唯一負けている瀬戸熊さんとの同卓なのでしっかりリベンジしたいと思います」と、続けてぶつかる強敵との対戦に燃えていた。
【試合結果】
1位 阿久津翔太 ＋77.4
2位 客野直 ＋10.3
3位 石立岳大 ＋2.2
4位 前原雄大 ▲90.9
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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