7月21日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に、元MLBプレーヤーの川﨑宗則が出演。現在、ロサンゼルス・ドジャースの斬り込み体調として、1番を打つ大谷翔平の“打順”について言及した。
今季、ドジャースはスプリングトレーニング期間中のオープン戦から、1番にムーキー・ベッツ、2番に大谷、そして3番にフレディ・フリーマンという、MVP経験者3人が並ぶという豪華な上位打線“ベッ谷マン”で戦うこととなったが、その後、ベッツが負傷により離脱したことで、大谷が1番に座ることに。そのため、今後、ベッツが復帰した際には、再び元の並びへと戻ることになるのかという点を含め、現地ファンの間でも大谷の打順に関する話題がしばしば浮上している。
そうした点について川﨑は、「僕はね(監督だったら)2番にしますよね」と“2番・大谷”の方が良いと指摘した。
その理由について川﨑は、「たとえばムーキー・ベッツが2番に入るとすると、大谷選手が一塁に行ったときに、(ベッツの打撃内容次第で)ダブルプレーになる可能性がある。(しかし2番・大谷であれば)翔平さんは、ダブルプレーはほぼないんですよ、足が速いから」と言及した。さらに、「そうするといろんな作戦が立てられる。監督からしたら、いろんな攻撃のパターンが多いということです。相手にプレッシャーをかけれるって考えたら、2番かなと僕は思います」とコメントした。
大谷は既に1番でも役割を全うしているものの、作戦のバリエーションという観点においては、“2番・大谷”の方がより広がりが出ると指摘。指揮官目線では、“2番・大谷”こそが、ベストであると自身の見解を語ることとなった。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)