麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第7節が7月24日に行われ、c卓は坂井秀隆が+134.8と特大の卓内トップに輝いた。
【映像】近藤誠一はMリーグ「セガサミーフェニックス」の監督としてドラフト会議に出席
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」セガサミーフェニックスの監督で、今シーズン限りでリーグからの勇退も決めている近藤誠一が同卓する仲、坂井はトータル▲15.8の暫定8位からのスタート。1回戦、親番の東3局に配牌のドラの7筒暗刻を活かしてダブ東・ドラ3を近藤から出アガリすると、続く1本場でも發・混一色に高め一気通貫の満貫を再び近藤から直撃した。勢いは止まらず3本場もソウズの面前混一色でテンパイすると、カンも入れてからリーチし、一発で高めの4索ツモ。倍満で突き抜け、最終的に6万点オーバーの大トップになった。
2回戦もトップ、3回戦は3着で迎えた最終4回戦。東1局、ここでも坂井は東・混一色・ドラ3の跳満を近藤から出アガリするなどして、そのままトップでフィニッシュ。トップ3回、3着1回でデイリートップを勝ち取った。これでトータルの暫定順位も5位までランクアップ。試合後は「押し引きに迷う局が少なかったので、展開が良かった。それに、ドラがたくさん来てくれた。ちゃんとカウントしたら記録になるかもしれないですね。終盤、全く同じ対局者の組み合わせの対局があるので、今日の放送をしっかり見返したい」と語った。
【試合結果】
1位 坂井秀隆 +134.8
2位 津田岳宏 +55.2
3位 水巻渉 ▲55.6
4位 近藤誠一 ▲134.4
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)