【スーパーフォーミュラ】第4戦(決勝・7月21日/富士スピードウェイ)
日本最速を競う夏の富士決戦は、VANTELIN TEAM TOM’Sの坪井翔が、2020年以来4年ぶりの優勝を遂げた。
実は、スーパーフォーミュラと併催された女性のみが出場できるワンメイクレース『KYOJO CUP』で妻の斎藤愛未(Team M 岡部自動車 D.D.R VITA)が優勝を果たし、夫婦で富士大会のレースを制し話題を呼んだが、家族だけではなく、チーム内にも坪井を後押ししてくれる心強い“仲間”がいた。
決勝レースがスタートする直前、グリッド上にマシンが1台1台並んでいくと、中継の映像が切り替わり、VANTELIN TEAM TOM’Sのピットで、スタートの瞬間を息を呑んで見守るVANTELIN TEAM TOM’Sのチームアンバサダーである辻門アネラさんと阿比留あんなさんが映し出された。
彼女たちは真剣にその様子を見守りながらも、口元は「がんばれ」と呟いている様子。坪井と同チームである阪口晴南は残念ながらオープニングラップでリタイアとなってしまったものの、坪井は圧巻の走りを見せて3年ぶりの優勝を飾った。坪井の優勝には、勝利の女神たちの応援の力もきっと作用していたに違いない。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)