【MLB】アストロズ 5－0 ドジャース（7月26日・日本時間27日／ヒューストン）
電光石火の激走にミニッツメイド・パークが大歓声に包まれた。ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」でアストロズ戦に出場。大ブーイングで迎えられたなか、初球をフルスイングしてセンターのやや左に鋭い打球を放つと、自慢の大きなストライドで爆走しツーベースに変える圧巻のランニングを披露した。これにはファンも「これで二塁行けるの？」「光の速さだなw」と大興奮となった。
大谷翔平投手が所属するドジャースは、アメリカン・リーグ西地区首位のアストロズと対戦した。
プレーボール直後、打席に入った大谷に対しミニッツメイド・パークに集まった観客たちからはブーイングが巻き起こる。強打者・大谷に向けてのリスペクトを込めたものだったが、その量は普段の打者以上のものであり、いかに大谷が警戒されているかがわかる異様な光景となった。
しかし、この大ブーイングのなか、大谷は快音を響かせた。アストロズの先発・バルデスが初球に投じた内角のシンカーを、いきなりフルスイング。この打球はショートの頭上を越えてセンター前へのヒットとなった。
さらに注目のシーンは、このバッティング後だった。大谷は一塁ベースで止まることなく、すぐさま二塁ベースへ向かって大激走。アストロズのセンターを務めるマイヤーズ外野手もシングルヒットを想定しての捕球だったため、すぐに二塁へ送球したが大谷の激走に対応できずそのままセーフとなった。
記録はツーベースヒットとなり、二塁ベース上で大谷は恒例のキケ・ポーズをベンチに向かってみせ、ミニッツメイド・パークは大歓声に包まれた。
単なるセンター前ヒットをツーベースヒットに変えてしまう驚異のベースランニングを披露した大谷に視聴者からは「これで二塁行けるの？」「大ブーイングを黙らせた！」「狙い澄ました初球打ち」「光の速さだなw」とSNSには称賛の声が相次いだ。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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