照ノ富士、隆の勝との優勝決定戦を制し名古屋場所V! 節目となる10度目の賜杯を手繰り寄せる 2桁優勝は白鵬以来史上15人目 大相撲 2024/07/28 18:04 拡大する <大相撲七月場所>◇千秋楽◇28日◇愛知・ドルフィンズアリーナ 名古屋場所は、劇的な展開の末に幕を閉じた。横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、前頭六枚目・隆の勝(常盤山)を優勝決定戦で下し、自身3場所ぶり10回目となる幕内優勝を果たした。なお、2桁優勝達成は白鵬以来史上15人目。【映像】館内が沸きに沸いた優勝決定戦の様子 場所を通して照ノ富士は強い横綱の姿を示し続けた。しかし、同時に苦しい思いも経験した。十一日目に関脇・大の里(二所ノ関)に敗れ、優勝をかけた十四日目の前頭六枚目・隆の勝(常盤山)との取組で黒星を喫し、賜杯の行方は千秋楽まで持ち越された。唯一星の差ひとつで追う隆の勝が大の里を目の前で下し、結びの一番は絶対に負けられない戦いとなったが、大関・琴櫻(佐渡ヶ嶽)に上手出し投げで敗れた。賜杯の行方は優勝決定戦に持ち込まれた。 続きを読む