30歳を過ぎてから平凡なギルド事務員から冒険者になることを決意した主人公のリック・グラディアートルは、大陸最強の伝説のパーティ「オリハルコン・フィスト」による2年間の壮絶な訓練を経たことで、新米ながら最高ランクの戦闘力を有していた。10代で冒険者になるのが通例となっている世界で、32歳の新米冒険者・リックはEランク昇級試験会場で本人の自覚がないまま、圧倒的な戦闘力で快進撃をみせる。