【MLB】アスレチックス 6－5 ドジャース（8月2日・日本時間3日／オークランド）
まさに、味方も驚愕の一撃だった。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でアスレチックス戦に先発出場すると、9回の第5打席で圧巻の3ラン。大谷自身も、ファンも、相手投手や野手もホームランを確信したが、中でも大谷を"間近"で見ていた“次の打者”が一番驚いていた。思わずお口あんぐりのシーンが話題だ。
ドジャースが2－6と4点ビハインドで迎えた9回表、2死一、二塁の場面で大谷が今季33号となる3ランを放った。劣勢のチームを奮い立たせ、大谷自身にとっても20打席ぶりのヒットとなる一撃は、打球速度116.3マイル（約187.2キロ）、打球角度25度、飛距離405フィート（123.4メートル）を記録した完璧なアーチだった。
この打球速度は、大谷のホームランに限ると今季4番目、その他の打撃結果を含めても5番目の速さだった。その超速の一撃をベンチよりも近い位置の、ネクストバッターズサークルから目撃した正捕手スミスも驚いた様子だった。中継映像では、口を開けて打球を見つめる姿が映り込んでいた。
もちろん驚いているだけではない。塁上にいたキケ・ヘルナンデス、アウトマンとともにダイヤモンドを一周して戻ってきた大谷を出迎え、大谷に声をかけハイタッチ。祝福だけでなく「すげぇな」とでも伝えていそうな雰囲気だった。
大谷の一発で1点差に詰め寄り、なんとかもう1点というところでスミスは打席に入ったが、ショートゴロに倒れゲームセット。残念ながら大谷に続くことはできなかった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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