一体、何が起こった…!?完全試合ペースからまさかの展開 楽天打線が大爆発した“脅威の逆転劇”の瞬間
【映像】楽天打線が大爆発した瞬間

7月28日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対千葉ロッテマリーンズの一戦で、“完全試合ペース”の沈黙を破り、突如として打者一巡の猛攻で7点を奪って逆転した楽天打線の“脅威の爆発力”が、野球ファンの間で話題となっている。

【映像】楽天打線が大爆発した瞬間

0-6、楽天が6点ビハインドで迎えた6回裏・楽天の攻撃。ロッテの先発・種市篤暉に対し、5回までヒットはおろか、出塁することさえままならないという“完全沈黙”の状態で抑えられていた楽天打線は、この回、先頭の7番・村林一輝がボールをよく見て四球を選んで出塁すると、8番・黒川史陽もセンターへのヒットで続いて無死一、二塁に。さらには、9番・太田光への代打・茂木栄五郎もライトへのヒットを放ち、無死満塁の反撃体勢に。

すると、1番・小郷裕哉の犠牲フライでまず1点を返して1-6。続く2番・中島大輔のレフトへのタイムリーでさらに1点を返して2-6、なおも1死一、二塁と種市を攻め立てる。そして迎えた3番・辰己涼介は、種市の投じた初球、外角のスライダーを振り抜くと、打球は鋭く伸び続けながら、そのままレフトスタンドへと突き刺さる衝撃的な3ランに。これで楽天は1点差にまで詰め寄ることとなった。

しかしそれでも反撃の手を緩めることのない楽天は、4番・浅村栄斗が四球で歩くと、種市から代わった2番手・岩下大輝から5番・鈴木大地も四球を選び、1死一、二塁と再び得点圏に走者を置くことに。さらに6番・フランコもレフトへのヒットで続いて1死満塁とすると、この回2度目の打席となった7番・村林がライトへの犠牲フライを放って同点とし、続く8番・黒川のセンター前ヒットでついに勝ち越しに成功。打者一巡の猛攻で7点を一気に奪うという、驚異的な逆転劇となった。

それまで種市に完全に抑えられていたが、突如として楽天打線が大爆発したこの試合について、野球解説者の五十嵐亮太氏は8月2日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に「先頭打者へのフォアボールから始まって、中継ぎに変わっても流れを止められなかったですね。二巡目の下位打線から始まって上位打線にいくところですけれど、三巡目を抑えるのってやっぱりピッチャーとしては難しいと思うんですけれども、そこをしっかり捉えてきた楽天打線の好調さをアピールした試合でしたね。楽天が良い時の野球はこうだよねっていう例ですよね」とコメント。

また、ネット上の野球ファンからは「これだから楽天ファンはやめられないね たまらんわ」「楽天の意地を感じてすごく楽しい試合でした!!!」「辰己のホームラン普通にエグすぎる笑」「さすが12球団で唯一今シーズン3タテされていない球団」「まさか逆転勝ちするとは思ってなかった」「どんだけ点差あっても、何かやってくれるって期待感が、このチームにはある」「ロッテファン現地でしたが6-0で席を立ってポテト買って帰ってきたら6-7になってました やっと何が起こっていたのか理解しました」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

【映像】一体、何が起こった…!?完全試合ペースからまさかの展開 楽天打線が大爆発した“脅威の逆転劇”の瞬間
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