【MLB】ドジャース 5-3 フィリーズ(8月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
数々の豪快アーチをかけてきた大谷翔平投手にとっては、意外な一発だった。「1番・DH」でフィリーズ戦に先発した大谷は、8回の第4打席で3試合ぶりとなる今季34号アーチ。このホームランを伝えたデータサイトの投稿が話題となっている。
ドジャースが4-3と1点リードして迎えた8回、大谷は先頭打者としてこの日4回目の打席立つ。するとカウント1-0からの2球目、ど真ん中のチェンジアップを振り抜くと、打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、打球角度37度で高々と舞い上がった打球は、384フィート(約117メートル)の飛距離で、左中間スタンドへと飛び込んだ。
MLBデータサイト『Baseball Savant』によると、このあたりがホームランとなるのは、全30球場中6球場のみ。数々の豪快アーチをかけてきた大谷にとっては珍しい一発となり、ファンたちも「6/30って大谷さんにしては珍しいな」「珍しくギリギリの一発」「大谷の34号は球場に助けられたな」「今日は小さめホームランでした」「いつもが完璧すぎて物足りなさがあるなw」など驚きの声が多く見られた。
また大谷は、このホームランで一塁ベースを踏み直す一幕があった。ギリギリの打球を目視で追いかけていたからか、大谷は一塁ベースを通過した後、二塁ベースの手前で一塁ベースを踏みに戻った。
この"珍事"にアメリカのデータサイトも反応。『Home Run Report』の公式『X』では、データ解析ツール『STAT CAST』をもとに大谷のホームランを再現。大谷の動きも細かく表現されており、一塁ベースを踏みに戻るシーンまで完全再現されていた。
データサイトの粋な“完コピ”にファンたちは「踏み忘れまで再現されてるの草」「いちど一塁に戻ったことが再現されててちょっと笑える」「ベース踏み忘れも再現されるんかよw」「一回戻ってるのかわいいw」と大喜びとなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)



