麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「最高位」の決定戦進出を争うA1リーグの第8節が8月7日に行われ、b卓(5人打ち)はプロ麻雀リーグ「Mリーグ」セガサミーフェニックスの監督を務める近藤誠一が卓内トップを取った。
【映像】近藤誠一はMリーグ「セガサミーフェニックス」の監督としてドラフト会議に出席
今節は同じくセガサミーフェニックスの醍醐大とも戦うことになった近藤だが、1回戦から好スタート。東1局でメンピンの三面張リーチを坂本から裏2枚乗せて満貫の出アガリ。親番で迎えた東2局も先制リーチからの満貫、追いかけリーチからの7700点と3局連続高打点のアガリを決めて、最終的に6万点に迫るトップを取った。
2回戦は2着、3回戦を3着で迎えた4回戦は、鈴木優と激突。南3局1本場に鈴木優のマンズと、近藤のピンズというメンホン七対子対決を近藤が制しトップ目に。最後は鈴木優にかわされて2着に終わるもトップ1回、2着2回、3着1回とラスなしの安定感でデイリートップになった。
試合後の近藤は「1回戦のトップが大きかったです。押し引きの判断がわかりやすい手が多く、全体的に上出来でした。前節大きく負けたポイントを今日半分ぐらい取り戻すことが出来ました。残り4節、出来ることをやって、決定戦を目指します」と上機嫌だった。
【試合結果】
1位 近藤誠一 +72.6
2位 坂本大志 +69.2
3位 醍醐大 ▲7.7
4位 鈴木優 ▲53.3
5位 石井一馬 ▲80.8
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。A1リーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟、九州、東北に拠点があり、所属会員数は約800人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、鈴木たろう、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)