【WWE】RAW（8月5日・日本時間6日／メリーランド・ボルチモア）
登場シーンが「怖すぎる」とファン騒然の怪奇軍団が遂に試合デビュー。女子レスラーの怖すぎる入場シーンを含め、ホラーを通り越して“鳥肌モノ”の入場演出に「雰囲気出てるな」「BGMかっけえ」「エモい」などファンからの反響が相次いだ。
WWE「RAW」で、謎の怪奇派”ワイアット・シックス”とチャド・ゲイブル＆ブルータス・クリード＆ジュリアス・クリードが対戦。神出鬼没な登場のみでベールに包まれていた集団が遂に試合に降臨すると、WWEならではの圧倒的な演出がファンを魅了した。
昨年逝去したブレイ・ワイアットの遺志を継いだ集団として、長らくビデオによる不気味なティーザー映像によって、数カ月に渡りボー・ダラス、エリック・ローワン、デクスター・ルミス、ジョー・ゲイシー、ニッキー・クロスのメンバーが徐々に明かされたが、ここまでは試合ゼロ。謎が謎を呼んでいたが、この一戦でついに試合解禁となった。そして、入場シーンからホラー感あふれる世界観を披露した。
会場が暗転すると“ワイアット・シックス”の登場シーンでお馴染みとなったピアノの単音がエンドレスで鳴り響くと、スポットライトの先には木製の椅子とワイアット・ファミリーのトレードマーク・ランタンが光を灯している姿が浮かび上がると、ブレイ・ワイアットが生前に使用したテーマ曲「Shatter」ともに、スモークの先から“ワイアット・シックス”がゆらゆらと登場。
会場内に漂う不気味な雰囲気にファンが「鳥肌もの」「不協和音がいい」「雰囲気出てるな」「BGMかっけえ」「ワイアットのテーマ曲をそのまま使ってのがエモい」と次々と反応。マスク姿の5人がゆっくりと歩を進めるがテーマ曲が止まった瞬間に明転し、マスクを捨てて一気にリングになだれ込んだ。
これまで実態が謎すぎたこともあり、いきなり動いて戦う姿を目にしたファンからは「あー普通に戦ってる」「ついに素顔が！」と大興奮。オリジナル・ワイアット・ファミリーの残党のローワンを中心に、ゾンビのようなムーブを見せるルミス、不穏な笑い顔とともに軽快な動きを見せるゲイシーと初戦から高い連携で対戦相手を圧倒した。
試合は、場外での攻防でルミスとゲイシーがチョークスラムでクリード兄弟をテーブル葬、リングに残されたチャドをローワンがフィニッシャー「アイアンクロー・スラム」からルミスとゲイシーの連携技と畳み掛け、最後はルミスが「フロッグスプラッシュ」でカウントスリーで勝利を収めた。（ABEMA／WWE『RAW』）
