24日に大阪・大和アリーナで開催される「3150×LUSH BOMU vol.1」で異色のボクサー、健文トーレス(TMK)が7年8カ月ぶりに日本のリングに立つ。かつて将来を嘱望されたホープは道を踏み外し、犯罪に手を染め、合わせて13年も服役した。それでも出所して復帰を果たすと今年5月にWBOバンタム級1位を撃破。不屈の闘志で世界を狙える位置まではい上がってきた。24日、WBOスーパーフライ級1位の強豪、KJ・カタハラ(フィリピン)と拳を交える36歳がボクシングへの熱い思いを聞いた――。