【スーパーフォーミュラ】第5戦（決勝・8月25日／モビリティリゾートもてぎ）
日本最速を競うトップフォーミュラで、F1へのステップアップが期待される22歳の岩佐歩夢が痛恨の接触。速さはありながら、またもスタートで失速し、順位を落とすセンセーショナルなシーンが注目を集めた。
岩佐歩夢（TEAM MUGEN）は、2023年にはF2でシリーズ4位となり、F1を目指しつつも今年はスーパーフォーミュラに参戦している大型ルーキーだ。しかし、最近ではスタートが上手くいかずポジションを落としたり、マシンのセッティングが思うようにいかず、苦しい状況が続いているようだ。
第4戦において、岩佐は予選2番手となったが、スタートでアンチストールモードに入ってしまい、大幅にポジションダウン。そして今回の第5戦では、予選でまさかのQ1敗退となると、スタートでもアクシデントに見舞われた。
決勝では、13番手から抜群のスタートを決め、1コーナーまでに何台も抜き去ると、8番手スタートの坪井翔（VANTELIN TEAM TOM’S）の真後ろまで迫った。しかし、ここで坪井のリアタイヤとフロントウィングが接触し、岩佐は11番手へとポジションを戻した。結局、この接触については大事に至らず、お互いにペナルティも受けなかった。岩佐は、その後タイヤ交換を遅らせると終盤から追い上げを見せ、結果的には7位でフィニッシュした。
岩佐の結果に期待するABEMAの視聴者も多く、「あぶね」「ぶつけたね」「岩佐たのむよ」などと、スタートの様子を見てヒヤヒヤするコメントも多く見受けられた。
（ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』／(C)JRP）
