日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第6節D卓が8月27日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」KONAMI麻雀格闘倶楽部でも活躍した大ベテラン・前原雄大が卓内トップを取った。
現役MリーガーでTEAM雷電の黒沢咲も同卓する中、前原は1回戦からトップ、トップと2連勝スタート。後半2戦も2着・2着とオール連対となる盤石の戦いぶりで、+77.3と快勝すると、トータル順位でも5ランクもアップし降級圏から脱出に成功した。試合後、本人も「降級圏から抜け出せてうれしいです。自分の調子を意識しながら頑張ります」と笑顔だった。
【試合結果】
1位 前原雄大 +77.3
2位 黒沢咲 +18.7
3位 ダンプ大橋 ▲46.3
4位 石立岳大 ▲49.7
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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