親の死を望む子ども…なぜ?心理的虐待受けた当事者「居場所も連絡先も教えずに逃げたい」「あたたかい家庭に憧れるが、実現できるか不安」 親との向き合いを考える ABEMA Primeハヤカワ五味 2024/08/29 07:50 拡大する 「父親、マジで早く死んでほしい」「母親死んだら踊り狂って喜ぶ」といった叫びの声が、SNS上にあふれている。【映像】「早い話が毒親ですね」ななさん(29)が父の死を願うようになった経緯 一見不謹慎だが、親の死を願う子どもは実は数多く存在している。父親の死を願う、フリーターのななさん(29)もその一人だ。「早い話が毒親。自分が正しいと思っていることが、全て正しい。独裁的支配です」と語る。 親の死を願うことはダメなのか。毒親問題に詳しいノンフィクションライターの旦木瑞穂氏は、取材を通して「毒親自身が亡くなっても、とらわれ続けている人が多い」と語る。「親の死を待つよりも、早く物理的・心理的に距離を置いて、自分の人生を取り戻してほしい」。世間では「恩をあだで返す親不孝で不謹慎」や、「お世話になっていて、そんな親不孝なことは考えられない」との指摘もある。親の死を願ってしまうことの是非について、『ABEMA Prime』で当事者と考えた。 続きを読む 関連記事