【MLB】ダイヤモンドバックス - ドジャース(8月31日・日本時間9月1日/アリゾナ)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でダイヤモンドバックス戦に先発出場。1回に先頭打者アーチを放ち、MLB史上初の『43本塁打・43盗塁』を“同日達成”した翌日、2試合連続で今季44号に伸ばした。先頭打者でのホームランは今季5本目で通算11本目、8月は6月に続き今季最多タイの月間12本。この一発で前人未到の『50-50』へ向けシーズン約52.4本ペース、2位のオズナ(ブレーブス)との差を7本に広げキングを独走している。
この回、先頭の大谷はダイヤモンドバックスの先発メリル・ケリーと対戦。フルカウントからの8球目、84.7マイル(136.3キロ)のカーブを捉えると、バックスクリーンへ飛び込む2試合連続アーチで、打球速度108.9マイル(175.2キロ)、飛距離420フィート(128.0メートル)の今季44号となった。
さらに、後続のベッツ、フリーマンにもホームランが飛び出し、大谷がドジャースに移籍後、初となる“MVPトリオ”の3者連続アーチが実現した。
自身初のプレーオフ進出を狙うシーズン終盤戦で、大谷のバットが止まらない。8月は一時、月間打率が1割台と不調だったものの、この試合を前に8月の打率.230に復調。直近7試合は29打数10安打4本塁打4盗塁で打率.345と大活躍。記録達成のみならず、チームの勝敗に大きく影響するプレーでドジャースをけん引している。
この一発で、本塁打王を獲得した2023年に並ぶ44本となり、2021年に記録した自己最多46本に迫っている。
今季は、8月23日(同24日)のレイズ戦で、今季40個目の盗塁を決めると、9回裏、同点の場面で逆転サヨナラ満塁弾でMLB史上6人目となる『40-40』を、MLB史上初となる“同日達成”で成し遂げてみせた。
さらに30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦でMLB史上初となる『43-43』をまたも“同日達成”する快挙。今季はレギュラーシーズンが残り26試合で、前人未到の『50-50』到達なるかに注目が集まる。
その他にも、ナ・リーグのタイトル争いにおける主役である大谷は打撃部門でいずれも上位に位置しているだけに、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、12年ぶりとなる三冠王などの期待も高まっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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