【MLB】ドジャース - ガーディアンズ(9月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でガーディアンズ戦に先発出場。6回の第3打席で45号ソロホームランを放ち、MLB史上初の『45本塁打・45盗塁』(盗塁は現在46)の快挙となった。先頭打者でのホームランは今季6本目で通算12本目、9月に入ってからは初の一発となった。前人未到の『50-50』へ向けシーズン約51.7本ペース、2位のオズナ(ブレーブス)との差を8本に広げキングを独走している。
その瞬間は6回裏、この日の第3打席に訪れた。ガーディアンズの先発マット・ボイドに対して、センターフライと空振り三振に打ち取られて迎えた3度目の対戦。ボールとなった初球のシンカーを見送った2球目、続けて投じられた88.8マイル(142.9キロ)のシンカーを完璧に捉えた。
バックスクリーンのレフト寄りに飛び込んだ一発は、打球速度111.2マイル(178.9キロ)、飛距離413フィート(125.8メートル)の特大の今季45号となった。
自身初のプレーオフ進出を狙うシーズン終盤戦で、大谷のバットが止まらない。8月は今季最多タイの12本のホームランを放って、数々の記録を樹立してきた。
まずは8月23日(同24日)のレイズ戦で、40個目の盗塁を決めると、9回裏、同点の場面で逆転サヨナラ満塁弾でMLB史上6人目となる『40-40』を、MLB史上初となる“同日達成”で成し遂げてみせた。
さらに30日(同31日)のダイヤモンドバックス戦でMLB史上初となる『43-43』をまたも“同日達成”する快挙。翌31日(同9月1日)に44号を放つと、9月2日(同3日)の同カードでは、1試合3盗塁で『44-46』に到達した。
この試合を前にした時点で、大谷は今季137試合に出場して545打数158安打、44本塁打、99打点、★111得点、★46盗塁、打率.290、出塁率.375、長打率.613、OPS.988(★は自己最多)。ハイペースで記録を打ち立ててきたドジャースの背番号17にとって、ここからはすべてがメモリアルな数字となる。
すでに自己最多打点と得点数となり、46号が出れば自己最多タイの本塁打に。また、4月に松井秀喜氏が打ち立てた日本出身選手の最多本塁打を抜く176本を放った大谷は現在、MLB通算215本としており、48号が出れば韓国出身のチュ・シンスの218本を抜いてアジア出身選手の新記録を樹立する。49号が出れば、2001年にショーン・グリーンがマークしたドジャースの球団記録に並び、50号が出れば、盗塁次第で前人未到の『50-50』となる。
その他にも、ナ・リーグの打撃部門でいずれも上位に位置しているだけに、2012年のミゲル・カブレラ(タイガース)以来、12年ぶりとなる首位打者・本塁打・打点の『三冠王』に向けても期待が高まっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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