【MLB】ダイヤモンドバックス 6-8 ドジャース(8月31日・日本時間9月1日/アリゾナ)
スーパースターの珍しい“構え”が大きな話題だ。ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でダイヤモンドバックス戦に先発出場した試合、同点で迎えた終盤の第5打席でまさかの「バント」をにおわせたのだ。無死一塁で勝ち越しのチャンスを広げるために取ったアクションには、ファンも「大谷さんがバント??」とザワついていた。
珍しいシーンは、6-6の同点で迎えた8回表、無死一塁の場面だ。この日の5回目の打席に立った大谷は、なんと初球にバントの構えを見せたのだ。投球はわずかにゾーンを外れたことで大谷はバットを引いてボールとなった。
この直後からABEMAのコメント欄をはじめ、SNS上では「バント?」「大谷さんがバント??」「大谷さんの無駄遣いだろw」「これは相手も焦るな」「揺さぶってくるねー!」「世界中がえっ?って思っただろうなw」「あーこれは入ってる」「大谷さんめっちゃ悔しそう」「勝ちたい気持ちが溢れてるな」などと多くの反響があった。
しかし、2球目以降はバントの構えを見せることはなく、それどころか体がねじ切れんばかりのフルスイングもしてみせた。結局、フルカウントからの6球目のシンカーを見逃して三振に倒れた。一塁へ歩き出していた大谷はストライク判定に体を仰け反らせるほど驚き悔しさをにじませたが、確かにボールはストライクゾーンを通過していた。
大谷は第1打席で前日から2試合連続となる第44号ホームランを放つなど圧巻のパフォーマンス。8月はホームラン12本と量産体勢にあったなかで見せたバントの構えは、大谷の勝利への執念を感じさせるものだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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