【ブンデスリーガ】シュトゥットガルト3-3マインツ(日本時間8月31日/メルセデス・ベンツ・アレーナ)
日本の“大器”が強気発言で自らを奮い立たせた。
ブンデスリーガ第4節で、シュトゥットガルトの20歳DFチェイス・アンリが待望のリーグ初先発出場。韓国代表MFの決定機を鬼フィジカルで封じるなど好プレーをみせていたが、試合終了直前、クリアミスから相手の同点弾に関与。しかし試合後にSNSで発信したストレート過ぎる反省の弁にファンは「大好きになった」「見習いたい」と心を鷲掴みにされたようだ。
90+4分、シュトゥットガルトの1点リードで迎えたアディショナルタイム、アンリが浮き球の処理を誤り、ヘディングクリアのはずが相手の足元にボールを落としてしまう。
そのボールをマインツに拾われて攻撃が展開され、クロスの折り返しを押し込まれて3-3の劇的同点に。リーグ初先発ながら好パフォーマンスを続けていた20歳にとってはほろ苦い結果となってしまった。
試合後、自身のSNSでは「まあそうやな初めてブンデス出て悔しい結果でした。やっぱりすごいレベル高くてクソほど楽しかった」と率直な感想を述べた。
失点については「まあ俺のセーでほぼ引き分けだろうしミスもした 全然俺のこと叩いてどーぞ」と振り返り自らを奮い立たせると「けど俺は1から頑張ります。また地道に頑張りますいい思い出です。最高だサッカーは」と前向きに締めくくった。
これに対してファンは「最高や!」「シンプルな言葉好き」「素晴らしいメンタリティ」「本当に好きになった」「見習いたい」「感動」「めちゃ応援する」と拍手喝采。失敗を正面から受け止め果敢に立ち向かう強靭なメンタルを見せたチェイス・アンリの今後の活躍にも注目だ。
(ABEMA/ブンデスリーガ)