【写真・画像】「棋神の如き強さ」藤井聡太王座の圧巻勝利に女流棋士が大興奮!緩急自在の指し回しにファンも驚き「強すぎ太」「覚醒」 1枚目
【映像】藤井王座が勝利した瞬間の表情

 解説も驚きの声を上げずにはいられなかった。将棋の第72期王座戦五番勝負第1局が9月4日に指され、藤井聡太王座(竜王、名人、王位、棋王、王将、棋聖、22)が挑戦者の永瀬拓矢九段(32)に124手で勝利した。藤井王座は緩急自在の指し回しで前期王座の挑戦者を圧倒。視聴者からも「強すぎ太」「覚醒した聡太」と多くのコメントが寄せられていた。

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 死闘が繰り広げられた前期の王座戦から1年。“藤井・永瀬”がタイトルホルダーと挑戦者の立場を入れ替え、再びこの大舞台で顔をそろえた。振り駒で永瀬九段の先手となると、角換わりの出だしに対し若き絶対王者は「後手番になったらやろうと思っていた」という3三金型早繰り銀を志向。藤井王座は後手難ながら積極性を見せ指し進めていった。中盤戦は高難度の激しい中盤戦へと展開。ここでも藤井王座は、解説陣が「普通の人はスルーしてしまう」という柔軟な発想で挑戦者に揺さぶりをかけ混沌から抜け出してみせた。

 リードを奪って突入した終盤戦では、藤井王座が持ち前の力を発揮し独創性を披露。手が広い局面でも視野を広く攻めを組み立てポイントを積み重ねていった。開幕前から誰もが熱戦のシリーズとなることを予想していたが、第1局はその想像を軽々と上回る圧巻の内容に。全てを見切っていたとばかりの圧巻の勝利に、ABEMAの中継で聞き手を務めた山口恵梨子女流三段(32)からは終局直後に「棋神の如き強さ」との声が上がった。

 解説を務めた斎藤明日斗五段(26)は、「濃密な将棋で序盤から少し珍しい立ち上がりとなったが、中盤のねじり合いが見ごたえがあった。藤井王座は攻めていく展開になったが、突然受けに回って緩急つけるなど指し回しが上手く、圧巻だった。敗れてしまったが、永瀬九段も中盤の気付きにくい銀成など、“らしい”手が随所に出ていて大熱戦だった」と総括した。

 山口女流三段の興奮は止まらない。「新しい藤井王座を見ることができたような…、進化していませんか!?第2章を見ることができたような気がします」と前人未踏の全冠制覇から1年の時を経て、さらに強さを増した若き王者に驚きを隠せない様子。ファンからも「完璧太」「強すぎ太」「ついに鬼の神に」「聡太かっこええ」「覚醒した聡太」「はーすっごいな聡太先生」「鬼強」「不調なんかなかったんだよ」「ここまで永瀬が完敗するとは」「鬼すぎる」「強い藤井君が戻ってきた」など多くのコメントが押し寄せていた。

 シリーズ成績は藤井王座の1勝0敗に。次戦では絶対王者が連勝でリードを広げるのか、文字通りの“王座奪還”に燃える永瀬九段がが追いつくのか。大注目の第2局は9月18日、愛知県名古屋市の「名古屋マリオットアソシアホテル」で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】藤井王座が勝利した瞬間の表情
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【映像】第72期 王座戦 五番勝負 第1局 藤井聡太王座 対 永瀬拓矢九段
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