【MLB】ドジャース 1-3 ガーディアンズ(9月6日・日本時間7日/ロサンゼルス)
相手野手が、衝撃のホームランに絶望してしまった。
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でガーディアンズ戦に先発出場すると、第3打席に今季45号を放ってMLB史上初の『45本塁打・45盗塁』の快挙を達成。バックスクリーンに飛び込む一発を追っていたセンターのリアクションが話題となっている。
ガーディアンズの先発左腕ボイド投手に苦戦したドジャース打線は、5回まで1安打に抑えられ、2点のリードを許す苦しい展開。そんな中で迎えた6回裏、1死走者なしの場面で打席に入った大谷は、ボイドが投じた高めのシンカーをフルスイング。打球はセンターバックスクリーンへと伸びていくとそのまま着弾して、5試合ぶりとなる本塁打に。この一打で大谷は前人未到の「45-45」を達成し、さらに自身2度目のシーズン100打点に到達した。
そんな記録的な一打を眺めていたのはガーディアンズのセンター、トーマス外野手だ。打球が上がった瞬間、ほとんどの選手が本塁打を確信したが、最後まで打球を追いかけ続けた。諦めることなくボールを追い、ドジャースタジアムのフェンスにぶつかるほどの執念を見せていた。
打球によってはジャンプしてでも捕球するつもりだったようにも見えたが、ボールは無情にもトーマスの遥か頭上を通過。嬉しそうにダイヤモンドを一周する大谷とは対照的に、やや寂しそうな表情を浮かべながらトーマスは守備位置へと戻っていった。
その様子を見ていたファンも「センターがっかり」「しっかりと伸びたなー」「これは大谷さんしか打てないホームランだろw」と、トーマスのリアクションと共に、打球角度38度で高く打ち上がったムーンショットを賞賛するコメントが目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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