日本将棋連盟は創立100周年を迎えた9月8日、午後2時から東京都内のホテルで記念式典を開催。羽生善治会長(53)は、連盟を代表して「大きな節目を迎えられたことを大変嬉しく思っている」とあいさつした。
記念式典には、同連盟に所属する棋士、女流棋士ら関係者700名以上が参加。藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)も出席した。
羽生会長は、「アナログの時代からデジタルの時代に変わってきた100年だったが、将棋は将棋盤の前で人間同士が対局をして、コミュニケーションを図ることは何よりの基本であり原点。大きな節目を迎えられたことを大変嬉しく思っている。これから先、どんな時代に変わろうとも、将棋が人々のつながりや良い関係を増すようなものとして、社会に還元できるように頑張っていきたい」と今後の発展を誓った。