<大相撲九月場所>◇三日目◇10日◇東京・両国国技館
3場所ぶり3度目の入幕を果たして大相撲九月場所に臨んでいる前頭十六枚目・北の若(八角)が、漫画モチーフの化粧まわしで幕内土俵入りに登場。バリエーション豊かな化粧まわしの中でもひときわ異彩を放つバッキバキの力士が目を引いた。
平成12年(2000年)生まれの23歳、山形県酒田市出身の北の若。着用した化粧まわしは、同じく酒田市出身で2018年に41歳の若さで他界した漫画家・佐藤タカヒロさんの代表作でもある相撲漫画『バチバチ』シリーズがモチーフとなったものだ。同シリーズの主人公・鮫島鯉太郎が描かれた化粧まわしは躍動感あふれ、幕内土俵入りで大きな迫力を見せていた。
その後の取組で前頭十七枚目・錦富士(伊勢ヶ濱)と対戦した北の若は、土俵の上で回転する豪快な上手投げで勝利。2勝目となる勝ち星を挙げた。錦富士は2敗目を喫した。(ABEMA/大相撲チャンネル)