Mリーグ機構は、今期開幕戦となる「大和証券Mリーグ2024-25」、9月16日の第1試合に出場する4選手を発表した。昨期、完全優勝を果たしたU-NEXT Piratesの連覇に注目が集まる中、開幕戦はそのパイレーツにファイナルで敗れた2~4位チームが集結。またレギュラーシーズン8位と敗れ崖っぷちから這い上がるTEAM雷電が、それぞれの思いを持って初日を迎える。
【映像】大和証券Mリーグ2024-25開幕式&開幕戦(生中継)
昨期2位の赤坂ドリブンズは、リーダー園田賢(最高位戦)が開幕戦を任された。チームも苦難の道を乗り越えて、ようやく明るい道に戻ってきただけに、2度目の優勝に向けては気持ちよくスタートダッシュを切りたい。園田も開幕戦で快勝となれば、いきなりリーグレコードとなるロングインタビューが生まれかねないところだ。
昨期3位のKADOKAWAサクラナイツは、チームの中で一際輝いた岡田紗佳(連盟)がトップバッターに。「岡田様」と崇められた活躍が今期もできれば、他の3選手もさらに奮起して、2度目の頂点へと走り始めるはず。Mリーグのおかげで大きく飛躍を遂げた岡田の「恩返し」初戦は必見だ。
昨期4位のEX風林火山からは二階堂瑠美(連盟)が登場。のびのびと打った時の強さは、今なおトップクラスに数えられ、また豊かな表情もファンの心を掴んで離さない。開幕前の取材では「MVPから36位か」と、腹を括ったような目標設定もあり、いきなり“らしさ”全開の麻雀が見られるはずだ。
昨期8位で、今期の結果次第では入れ替えも発生するTEAM雷電は、徐々にエース候補にも名が出る本田朋広(連盟)が登場する。先輩選手に囲まれながら、着実にMリーグ内の存在感は増しており、そろそろ証しとなる結果を生みたいところ。「らしさ」を前面に打ち出したチームの旗印となれるか。
【9月16日第1試合】※成績は昨期のレギュラーシーズン
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人8位 +205.1
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人18位 ▲18.8
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人6位 +212.0
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人29位 ▲183.5
【昨期成績】
1位 U-NEXT Pirates
2位 赤坂ドリブンズ
3位 KADOKAWAサクラナイツ
4位 EX風林火山
5位 渋谷ABEMAS
6位 KONAMI麻雀格闘倶楽部
7位 BEAST X
8位 TEAM雷電
9位 セガサミーフェニックス
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)