【MLB】マーリンズ − ドジャース（9月17日・日本時間18日／マイアミ）
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でスタメン出場したマーリンズ戦の第2打席で48号アーチを放ち、史上初の「48本塁打48盗塁」を達成した。
この日から3連戦を行うマーリンズの本拠地ローンデポ・パークは、昨年のWBCで日本代表が世界一を決めた思い出の球場。ドジャースにとっては敵地にもかかわらず、大谷の打席ではホームのような大歓声が上がった。
WBCでの獅子奮迅の活躍が記憶に新しいのか、空前絶後の「50-50」を誰もが待ち望んでいるのか、大谷が打席に入ると球場全体に地鳴りのような歓声がこだまし注目度の高さを伺わせた。それに応えるように大谷は第2打席、カウント1-1から低めのスイーパーを狙い打ったようにすくい上げると、打球はライトのはるか上空へ。大谷自身ホームランを確信してその場で行方を見つめた打球はライトスタンドのアッパーデッキに飛び込む特大の48号2ランとなった。
打った瞬間バックネット裏の観客は全員総立ちになると、両手を挙げて雄叫びを上げる様子が中継で捉えられていた。大谷がベースを周る間も球場全体から祝福するような拍手と歓声が鳴り止まず、スタンディングオベーションが起こる。
これには中継の実況が「ドジャースのホームですか」と驚き、解説を務める元プロ野球選手の杉谷拳士も「ローンデポ・パーク凄い歓声ですね」と目を丸くすると、興奮冷めやらぬ様子で「ざわついてるもん、まだ」とどよめきが続く球場の様子を伝えた。
世界一となったWBCでもMVPを獲得した大谷は、昨季に続き今季もMLBでリーグMVPの最有力という活躍を続けている。中継のコメント欄にも「MVP!! MVP!! MVP!!」「カッコよすぎる」「球場騒然って感じがすごいわ」といった声が殺到していた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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