<大相撲九月場所>◇十日目◇17日◇東京・両国国技館
鋼の肉体を持つ“イケメン力士”が驚異的な身のこなしを披露。あまりに軽やかな動きに「ばねの塊」「身体能力ヤバいな!」とファンが驚く一幕があった。
注目を集めたのは三段目五十三枚目・雷道(雷)。埼玉県草加市出身、平成17年(2005年)生まれの19歳で、元小結・垣添の雷親方が自らスカウトして角界入りを果たした逸材だ。もともと柔道の経験があり、身長182.8センチ・体重95キロという細身ながら鍛え抜かれた“鋼の肉体”でも話題を呼んできた。ファンの間では本名・山田ネリーから「ネリー」の呼び名でも親しまれている。
十日目の取組では三段目五十八枚目・千代大和(九重)と対戦。立ち合いすぐに左上手を取った雷道は、そのまま怪力で体重155キロの巨漢の相手を振り回すと、豪快な上手投げで勝利した。勝った雷道は倒れた千代大和に覆い被さるのを防ぐためか、土俵際で軽やかにジャンプしていた。雷道はこれで今場所勝ち越しとなる4勝目。敗れた千代大和は2敗目を喫した。
怪力かつ柔道の素養もうかがえる豪快な投げを披露した雷道に、ABEMAの視聴者からは「強いわ」「まさに黒い電!」「投げに磨きがかかってきてる」「筋肉こそ力」と称賛の声が続出。千代大和とぶつからないようにと、軽やかにジャンプする驚異的な身のこなしに「身体能力ヤバいな!」「ネリージャンプ」「ばねの塊」と注目するファンも相次いだ。
(ABEMA/大相撲チャンネル)