<大相撲九月場所>◇十一日目◇18日◇東京・両国国技館
細身ながら筋骨隆々な肉体で人気の力士同士による“マッチョイケメン対決”が実現。アクロバティックな取組を繰り広げ、「側転した!」「身体能力やべえ」「半端ない!」と相撲ファンが熱気に包まれた。
注目を集めたのは三段目六十枚目・山藤(出羽海)と三段目五十三枚目・雷道(雷)の一番。山藤は岐阜県関市出身の21歳、身長182センチ・体重73.8キロの細身の体格。他方、雷道は埼玉県草加市出身の19歳で、身長182.8センチ・体重95キロ。体重は雷道がわずかに山藤より重いものの身長はほぼ同じで、いずれも力士としては珍しいスレンダーなソップ型だ。
山藤と雷道は過去に2度対戦があり、1勝1敗と互角の戦績を残している。今場所はともに好調で、十日目までを終えて4勝を挙げて勝ち越しを決めていた。
相撲ファン注目の一番、立ち合い頭を下げて当たった山藤と受け止めた雷道。左四つに組むと、必死に頭をつける山藤に対し、雷道は攻めあぐねる様子に。その後、山藤が豪快に下手を振ると、絶好のチャンスを逃さず一気に前に出て後ろから寄り倒した。雷道は敗れるも、土俵を割った直後に驚異的な身体能力で側転しながら受け身を取り、アクロバティックな展開に館内も騒然となっていた。勝った山藤は5勝目を挙げ、幕下昇進へ向けて前進。惜しくも敗れた雷道は2敗目を喫した。
白熱した“マッチョイケメン対決”に、ABEMAの視聴者からは「すげー」「二人とも動き良すぎー!」「身体能力やべえ」「側転した!」「横転」「身軽」「動きいい!」と興奮の声が相次いで寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)