「ママ絵本読んで」に「(ママ声が出ないの!)」…発声障害の当事者語る苦しみ「一番辛いのは無理解」 ABEMAヒルズ 2024/09/19 17:15 拡大する 「『おはよう』『ありがとう』。誰もが毎日のように言っている言葉でも、私たちにはそれがうまく言えません」【映像】「おはよう」「ありがとう」…絞り出すように話す藤田さん 声を絞り出すように話すのは、発声障害を抱える藤田菜摘さん。4年ほど前に発症し、去年からその症状が悪化しているという。 この症状について、新宿ボイスクリニック院長の渡嘉敷亮二医師は「学術的には『機能性発声障害』と呼ばれるものだ。声帯にポリープなどの異常がないにもかかわらず、声がおかしくなる。発声障害の95%以上は、喉が締まって声が出にくくなるパターン。あとは言葉自体が出てこない、あるいは声が“抜けてしまう”パターンもある」と説明した。 続きを読む