<大相撲九月場所>◇十二日目◇19日◇東京・両国国技館
幕下力士の強烈な張り手の連打に館内がどよめいた。ファンからは「エドモンド本田かっ!」「すごい手数」「意識飛んでたろ」と驚きの声が相次いだ。
ファン騒然となったのは、幕下三十六枚目・栃丸(春日野)と幕下三十二枚目・日向龍(武蔵川)の一番。立ち合いもろ手で当たった栃丸は、序盤から突っ張りの高速回転で猛攻を浴びせていった。休む間もなく張り手を連打し続ける栃丸の攻めに、日向龍も思わず顔をしかめながら仰け反って腰が砕けそうな状態に。栃丸はすかさずはたき込みを決めて勝利した。あまりの猛烈な攻めに客席はどよめいていた。勝った栃丸は今場所勝ち越しとなる4勝目。敗れた日向龍は3敗目を喫した。
ベテラン32歳、体重157.3キロの重量級で押し技を得意とする栃丸。そんな栃丸の強烈な張り手連打に、視聴者も「すごい手数」「効いた」「意識飛んでたろ」「切れが良かった」「エグい手数だなw」と驚きの声を上げたほか、なかには「エドモンド本田かっ!」と、人気ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する“百烈張り手”が必殺技のキャラクターを想起するファンもいた。(ABEMA/大相撲チャンネル)