日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第7節C卓が9月17日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、吉田直が4戦3勝で卓内トップを取った。
プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のTEAM雷電でもプレーする黒沢咲も同卓する中、吉田は1回戦で箱下まで沈む苦しい戦いだったが、2回戦から調子が上向きに。5万点を超えるトップを取ると、3回戦も微差ながらトップ。さらに4回戦でも再び5万点を超え、前節に続き大きなプラスとなった。トータル順位でも5つ上げ、降級の危険域からも脱出。「残り4節、昇級目指して頑張りますので応援よろしくお願いします」と、意欲を見せていた。
【試合結果】
1位 吉田直 +43.4
2位 山田浩之 +31.5
3位 黒沢咲 +21.4
4位 柴田吉和 ▲98.3
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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