Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2024-25」、9月24日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は、今期復活を目指すEX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)。昨年、まさかの個人最下位に終わった巨砲が、豪快かつ繊細な麻雀で吠えるか。
今期、チームのキーマンにも指名された松ヶ瀬は自身初戦、大きなアガリでトップ獲得かと思われたところ、終盤に逆転を許して悔しい2着に。トップを取り損ねた印象も残る試合だった。昨年、大敗を喫しただけに、レギュラーシーズンでは200ポイントどころか300、さらには400ポイント勝ってようやく気分が収まるぐらいかもしれない。そのためにも快進撃のきっかけとなる初勝利が必要だ。
BEAST Xのリーダー猿川真寿(連盟)は自身初戦のラスを日またぎの連投で、すぐに取り返しに来た。各選手1試合ずつ出場し今シーズンの顔見せは終了。ここからは最低目標とするレギュラーシーズン突破に向けて、ひたむきにポイントを追う日々だ。鈴木大介(連盟)が豪快にトップを取っているだけに、猿川も早く今期初勝利を手にしたい。
U-NEXT Piratesは瑞原明奈(最高位戦)が先発を務める。南家では格段の強さを誇り、今回も南家で出場。自身初戦は思うように戦えなかったが、きれいさっぱり忘れて初勝利に向かう。一度勝ちの味を思い出せば、すいすいとランキング上位という定位置に戻ってくる。
【9月24日第1試合】
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人10位 +34.8
KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人30位 ▲48.8
BEAST X・猿川真寿(連盟)個人35位 ▲77.8
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人33位 ▲67.9
【9月23日終了時点での成績】
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +149.7(6/96)
2位 セガサミーフェニックス +90.3(4/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +40.3(4/96)
4位 TEAM雷電 +16.1(6/96)
5位 U-NEXT Pirates ▲2.5(2/96)
6位 赤坂ドリブンズ ▲23.5(4/96)
7位 EX風林火山 ▲32.4(4/96)
8位 BEAST X ▲92.0(4/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲146.0(6/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)