壁面に書かれた無数の「ken」を見たら、きっと驚く人も多いだろう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」9月26日の第1試合直前、出場予定の赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が、控室にあるホワイトボードに大量にアルファベットを書きまくり、カメラマンを驚かせた。
Mリーグも7年目を迎え、創設当初は麻雀界では有名ながらも一般知名度が低かった園田だが、今や多くのファンに支えられる人気選手の一人に成長。徹底的に研究を重ねる麻雀理論を伝える配信も人気で、最近では所属団体の中継に対して、最新のプログラムを組んで待ち牌の残り枚数をカウントできるようにもするなど、多方面で活躍している。
本を出そうものなら、サインを求められることも多くなったが、この日は新しいサインの練習をしていたとのこと。「園田賢」さらに異名の「卓上の魔術師」は画数が多く、1冊にかかる時間も長いとのことで、新サインをチームメイトと考えていた。「kenなら2秒で書ける」と言っていた園田だが、チームメイトの浅見真紀(最高位戦)から「卓上の魔術師はなくなるの?」と問われ、急遽追加することに。ただ、そのまま書くわけにはいかず英語に変換したところ「Magician on the table」に。この頭文字を取って「Mot」にしたところ、これがどうやら気に入ったようで「バッチリです!」とニコニコしていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)