プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」9月27日の第1試合の試合前、KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)が、16日に行われた開幕戦で見せた超上から目線、通称「上からサヤカ」の誕生秘話を明かした。
「上からサヤカ」とは、16日の第1試合に出場していた岡田がリーチをかけた後、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)が悩んでいたところ、見た目に「どうよ?早く切りなさいよ」と言わんばかりに、見下ろすような視線を投げかけたと、一気にファンの間で拡散。さらに同じMリーガーの間でも爆笑を招き、Xのトレンド入りも果たすという、開幕早々のビッグサプライズになっていた。
27日の試合前、出番を待っていた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)は「(岡田は)Mリーグで一番ヤバい。顔芸」とイジると、岡田は「なんで1回でそうなるんですか」と返したが、多井は「全てを覆す1回っていうのがあるんだよ。俺と(二階堂)瑠美、菅原(千瑛)の時代は終わり。あの1回で歴史が変わっちまった」と、試合中の表情の豊かさがファンに好評だった選手たちの名前を並べ、それを岡田が一人で持っていったと語った。
すると岡田は「顔芸じゃないです」と、わざと作った「上からサヤカ」ではないと説明を始めた。「あれ、物理的な問題なんですよ。水を飲もうとして(ペットボトルを)取ったら、いつもは小さかったのに急に(サイズが)デカくなって、飲んだらこうなっちゃった」と、見下ろすつもりはなかったものの、ペットボトルのサイズが大きくなったことで、つい顎が上がる形になり、そのまま状況を見ようとしたことが、結果として見下ろすことになったと述べた。
それでも、その場にいた瑠美は「すごいよかったけどね」と語ると、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)も「マジ、大爆笑したもんな」と、最高のパフォーマンスだったと、再び笑っていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)