【ブンデスリーガ】フライブルク 0-3 ザンクト・パウリ(日本時間9月28日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
圧巻の個人技でトドメの一発をねじ込んだ。ザンクト・パウリのFWイライアス・サードが、フライブルク戦で約60mをドリブルで駆け上がると相手DF4人をかわし、最後はGKの手を弾きゴール。これにはファンも「すげえな。これはエース」「ドリブルえぐいわ」と舌を巻いた。
14年ぶりにブンデスリーガ1部に復帰したザンクト・パウリが、日本代表のMF堂安律を擁するフライブルクのホームに乗り込んだ一戦で、チュニジア代表アタッカーが輝きを放った。
ザンクト・パウリが2点リードで迎えた72分だった。カウンターから左サイドでボールを受けたサードは、ハーフウェーライン手前からドリブルを開始。単独でボックス手前まで運ぶと、堂安を含む相手守備陣4人に包囲された。しかし、この状況でもサードは、パスではドリブルを選んで中央にカットインする。
サードは堂安の目の前を横切ると、最後はボックス内の中央右側から強烈なシュートを放った。フライブルクのGKノア・アトゥボルは弾き返すことができず、ボールがゴールへと吸い込まれると、堂安は「マジかよ!」と言わんばかりのリアクションを見せて悔しさを露わにし、ガックリと肩を落とした。
ブンデスリーガ公式サイトによれば、約60mを走破して決めたこの得点はゴール確率が15%という高難易度のゴラッソ。ABEMA視聴者も興奮気味にで、「サードすげー」「すげえな。これはエース」「サードやっぱすごい」「さすがチュニジア代表」「サードのドリブルエグいわ」「うまっ」など舌を巻く反応がコメント欄に寄せられた。
試合はこのゴールがトドメの一発となり、ザンクト・パウリがフライブルクに3-0で勝利。なお、フル出場したフライブルクの堂安は、84分にはゴールネットを揺らしたが味方のオフサイド判定で取り消しになり、幻のゴールとなってしまった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)