現在、決して良いとは言えない日中関係。これまでも中国による度重なる領海侵犯が問題視されてきたが、今年8月には中国軍機による初めての領空侵犯が確認された。緊張感が高まる中、9月18日には中国・深圳で、日本人学校に通う男児が登校中に刺され死亡する事件が発生し、現地の日本人に不安が広がった。
 中国外務省の林剣副報道局長は「これまでにまとめた情報によると、これは個別の案件だ。類似の事件はどの国でも起こりうる」とコメント。一方、日本の上川陽子外務大臣は「登校中の児童に対して、卑劣な行為が行われたということに対して、誠に遺憾であると思っている」と述べた。