【MLB】パドレス 4-0 ブレーブス(10月1日・日本時間2日/サンディエゴ)
大谷翔平の三冠王を阻んだ男が打倒ドジャースの狼煙を上げるひと振り。パドレスのルイス・アラエス内野手が、勝てばドジャースとの地区シリーズ進出へ王手をかける一戦で、初回からイチロー顔負けの流し打ちを披露。シングルヒットにも関わらず球場が総立ちとなった。
大谷とのナ・リーグ首位打者争いを制したアラエスが1番・DHで先発出場。1回裏、先頭打者として打席に立つと、5球粘った末に外角いっぱいの直球をレフト前に難なく運ぶ流し打ちで出塁。パドレスの本拠、ペトコ・パークの観客はシングルヒットにも関わらず総立ちで拍手喝采を送り、球場の熱気は一気に高まった。
ドジャースに立ちはだかる安打製造機のひと振りに、ABEMAで解説を務めた日米通算182勝の石井一久氏は「三振しないから厄介。必ず前に飛ばされる」とコメント。視聴者からも「うっま」「イチロー打ち」「さすが首位打者」「ヒットを簡単に打つわ」などの反響があがったほか、レギュラーシーズンではみられないほど熱狂する球場の様子に「ヒットで歓声ヤベー」「超満員の歓声パネぇ」「パドレスファンあついな」といったコメントが続々と寄せられた。
この一打から先制したパドレスはブレーブスにシャットアウト勝ち。日本時間10月3日の試合に勝てば、同6日からの地区シリーズでドジャースと対戦することになる。ドジャースにとって脅威となり得る首位打者の本領発揮を印象づける一打となった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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