【グランドスラム オブ カーリング】(10月3日/カナダ)
カーリングの国際大会「グランドスラム オブ カーリング」ツアーチャレンジの第2試合でロコ・ソラーレがチーム・Tピーターソン(米国)と対戦し、5ー8で敗れた。
白熱の大接戦の末に、黒星を喫した。先攻のロコ・ソラーレは第1エンドで鈴木夕湖のダブルテイクアウトから先制に成功。藤澤五月、鈴木の安定したショットでゲームメイクしたが、第5エンドで相手にビッグエンドを許す展開となった。
苦しい流れとなったロコ・ソラーレだったが、着実にポイントを積み重ねた。第7エンドでは、藤澤が高難度の一投でチームのストーンをアシスト。計測機を使った判定で1点をもぎ取ってみせた。スチールに成功し、第7エンド終了時点で5ー5。譲れない第8エンドでは、藤澤が一投で相手の3つのストーンにアプローチする攻勢に出たが、起死回生には至らず。ハイレベルの接戦を落とす結果となった。
試合後、藤澤は「前半では自分たちの形を作れていたが、後半の締めの部分で決め切れなかったのは悔やまれる。初戦に比べてアイスの曲がりや滑り具合に変化があった。初戦と時間が空き、分かっていた部分ではあったがアジャストが出来ずミスにつながってしまった」と振り返っていた。
グランドスラム オブ カーリングは、世界ランキング上位32チームが1部・2部に分かれて参加するシリーズ大会。トリプルノックアウト=3回負けたら敗退という方式が採用され、ロコ・ソラーレは今回が4回目の出場となる。藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花の4選手で挑んでいる。
前年度の2023-2024は予選敗退となったが、初戦では2018年平昌オリンピック金メダリストのアンナ・ハッセルボリ率いる強豪チームに8ー5で勝利、本試合では米国の強豪でタバサ・ピーターソン率いるチームとの接戦に敗れ、通算成績を1勝1敗とした。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)