【MLB】ドジャース 7-5 パドレス(10月5日・日本時間6日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が「1番・DH」でディビジョンシリーズ第1戦のパドレス戦に先発出場。3点を追いかける2回にポストシーズン初の3ラン同点アーチを放つなど、この日は打数2安打3打点と大活躍。チームも同地区のライバル、パドレスに7-5で競り勝ち、重要な初戦をものにした。
ドジャース加入1年目となった今季、打者専念でシーズンを戦うと54本塁打、130打点で2冠に輝き、59盗塁も記録するなど記録にも記憶にも残るレギュラーシーズンを戦った。
前日会見に出席した大谷は、自身初のポストシーズンに向けて「小さい頃から練習してきてますし、こういう舞台でプレーしたいっていう思いでやってきています。そこが一番。やっぱり楽しみだなっていうことが、今は大きい」とコメントし、気合十分で決戦の日を迎えた。
「大事にしたい」と意気込んで臨んだ初回の第1打席、大谷は力の入ったスイングを連発。フルカウントから6球目、高めのストレートを叩いたがここはレフトフライに倒れた。
しかし2回に歓喜の瞬間を迎える。2死一、二塁で打席に入った大谷はカウント2-1からの4球目、再び高めのストレートを捉えると、打球速度111.8マイル(179.9キロ)、飛距離372フィート(113.3メートル)の一打はあっという間にライトスタンドへ。大谷のポストシーズン初となる3ランホームランで試合は振り出しに戻った。
4回の第3打席は1死一、二塁で打席が回ってくる。ここでパドレスはシースから左のモレホーンにスイッチ。大谷はフルカウントから6球目、高めに浮いたシンカーを捉え、バットを折りながらもセンター前に運んだ。
6回、先頭打者で第4打席に立つと、この回からマウンドに登ったアダムと対戦。2球で追い込まれると、3球目は低めに沈むチェンジアップに手を出し、空振り三振に終わった。
8回は1死一塁で打席に入るとエドマン内野手の盗塁でランナーは得点圏へ。しかしカウント2-2から高めの真っ直ぐにバットが当たらず空振り三振に倒れた。
なお、先発の山本由伸は初回に2ラン本塁打を含む3失点。さらに3回にも2点を失うなど、3回まで60球を投げ、5安打、1本塁打、1奪三振、2四球、5失点でマウンドを降りている。しかしその後は打線が奮起して逆転。ドジャースは、ディビジョンシリーズの大事な初戦を白星で飾った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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